コロナショックでも損益プラスの運用手法
長期的に見て投資家が失敗する原因の一つは、
激しい下げ相場の過程で、
パニックに陥り、(中略)
最大の上げ相場に参加する機会を
自ら放棄してしまうことだ。
「敗者のゲーム」 チャールズ・エリス著
NYダウが3回の「過去最大下げ幅」と1回の「過去最大上げ幅」、NY市場で計3回のサーキットブレーカー発動というイベントがおこりました。
この荒れ相場のなか、皆さんの運用資産はプラスでしょうかマイナスでしょうか。
私はプラスです。 かろうじてですが。
資産運用するにあたり信じていること、
「株式を長期間保有すれば、上下に振れながらも、上昇していく。」
ということ。これを前提に10年以上、インデックス投信や株式を長期保有する手法を主軸として資産運用してきました。それだけです。
S&P500を保有すると、、
「敗者のゲーム」 チャールズ・エリス著
5年間保有すればだいたいプラスになる
10年でマイナスになることはほとんどない。
私の場合はS&P500一本ではなく個別株やらなんやらやってるのでこの通りではないですが、「ほとんどない」には当てはまりそうです。
コロナショックはまだまだ続くでしょうし、私の損益も明日にはマイナスかもしれません。でも退場せざるを得ないほどの痛手にはならないと思っています。
再掲します。
長期的に見て投資家が失敗する原因の一つは、
激しい下げ相場の過程で、
パニックに陥り、(中略)
最大の上げ相場に参加する機会を
自ら放棄してしまうことだ。
「敗者のゲーム」 チャールズ・エリス著
この「最大の上げ相場」とはコロナショックを乗り越えて市場が再び立ち上がるときです。そのタイミングを絶対に逃さないためには、
① 自分自身の才能でタイミングをとらえる。
② 市場に居座る。
のどちらかです。
私は②を選んできました。今回ほどでは無いですが、ギリシャショック、チャイナショック、イギリスEU離脱などあり、常に②で乗り越えてきました。
その成果がコロナショックの今でもプラスとなっていることだと実感しています。
絶対売らない方がいいよ!なんてことはもちろん言いません。今、個々の事情にあった対応すべきでしょう。
著名な書籍に書いてあることを一般人がまねしてみたら確かにそうなった。という一つの事実は、運用始めて短い方にとっては何かしら参考になると思います。