金利が上がると債券価格は下がる?素人が米国債を買ってみる。
「FRBが0.75%の利上げを決めた」
最近よく聞くフレーズですね。
債券ってよく分からないんですが、金利がどうだ、債券がどうだと盛り上がっているので、モノは試しに買ってみようと思い立ちました。
『敗者のゲーム』でも「10年以上運用する資産はすべて株式へ」とある通り、目下私の資産はほぼ株式ですが、いつか来るポートフォリオ見直しへ向けて勉強しておくのも良いでしょう。
SBIで外貨建債券をみてみるといろいろあります。
例えばこれ。
これはごく普通の債券でしょう。
100ドル買ったら、年利2.5%で年2回利払いがもらえて、2024年5月31日に100ドル返ってくるんだな。 というのは分かったけど、「単価」「利回り」がよく分かりません。
試しに申し込みを進めてみて、買付「額面」を100ドルとすると、概算受渡金額が約98.3ドルと出ます。
なるほど、この時点でもう1.7ドルは得たことになるようです。これと利払いをあわせてトータルでみると利回り4%になるみたい。
この「単価」が債券価格として日々変動しているということ、ですかね?
また別に、「ゼロクーポン債」というのもありました。
これは利払いが無く、割り引かれた単価で買ったら償還日に額面返ってくるようです。
97.7ドルで買って来年5月まで持っておくと100ドル返ってくる。(ですよね?)
で、とりあえず私はこの23年5月15日満期のゼロクーポン債をドル決済で100ドル分買ってみました。償還まで持ち続けさえすればドルベースで元本割れは防げるので、このとき出ていた米国債で最も償還までが短いものを選びました。
今日、口座一覧に出てきたので見てみると、約定単価が97.73ドルとなっていました。
売却ボタンを押してみると、売却単価97.24ドルと表示されます。なるほどこれが債券価格の変動ですね(?)
課税も考慮すると為替も絡むんでしょう。
来年5月までこの債券を観察してみようと思います。
VYMの定期買付を始めて1年経過した
約4年前、円をドルに換えて初めて外国株/ETFを買ったのは、ヴァンガード社の米国高配当株式ETF「VYM」でした。いまポートフォリオの2割を占めるメイン銘柄です。
現在、SBI証券のETF定期買付サービスを利用しVYMを毎週1口購入していて、前回の買付が52回目でした。
つまり、ちょうど1年経過したということです。
購入口数: 52口
購入額 : 5,668ドル
平均単価: 109ドル
この期間に保有株/ETFから受け取った配当金が約5,000ドルなので、持ち出しは少しということになります。これが配当で全額賄えるようになると勝手に大きくなる雪だるまマシーンができるのですが、そこに到達するのはまだ先ですね。
またこれから1年間、定期買付継続していくつもりです。
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最近は高配当ETFというと、SBI証券やマネックス証券で買付手数料無料の対象となっているSPYDが主流でしょうか。
”高配当”の名前の割には利回りが低いという評価も見られるVYMですが、ETF1本+個別株の運用を方針としている私にとっては、安定した分配金と増配率の面で、VYMの方がよいと考えています。
ETF組成の特色を理解して選ぶのも楽しみのひとつですね。個別株を無しとして、同じ買付手数料無料のVTIもしくはIVVにSPYDの組み合わせでバランスとっていくのもシンプルで良さそうです。