PFFを全売却
優先株とは、議決権に制限があるが普通株より配当が多いもの、だそうです。
利回りは通常の株式ETFよりは高くざっくり4%半ばで、毎月分配(12月は2回で1月は無し)のETF。
1口あたり純資産価格のチャート。価額のチャートとほぼ同じとしてみると点線がそれで、見てのとおりほとんど平坦で、○○ショックなど市場不安定な時は下げるものの値上がりは見込めない。
多めの分配金を再投資していけば、緑色の通り右上がりにはなっていく、と。
(PFF 交付運用報告書2021年3月期 より抜粋)
その頼りの分配金はずっと減少傾向です。
ポートフォリオのボリュームが小さかったころにフローを増やすべく頼ったPFFも、そこそこ大きくなってきたいまではメリットも無くなってきました。今年は他に買い換えていこうと考えるもずるずるきてしまい、米利上げもあって値下がりしてしまいました。
そんな中ようやく先週、売値ー買値ではマイナスでも分配金加えたらまだプラスのラインでひと思いに売却。円安でドル転をためらう中、ドルキャッシュ確保のためでもありました。
買付・・ 19,840ドル
売却・・ 17,917ドル (マイナス1,923ドル)
受取済み分配金・・ 2,180ドル (トータル プラス257ドル)
ここまではまぁ良いのですが、精算書を見ると譲渡”益”が約12万円とあり、徴税されました。買付は主に2019年で1ドル110円くらいだったでしょうか。130円のいま売却したので税金の計算上はこうなってしまうんですね。
もらった2千ドルの分配金はVYMやら個別株に姿を変えて、より強いポートフォリオの一助になったと思って良しとしよう。
、、というPFFで運用した人の一例でした。
特徴をしっかり把握して計画的に使う分には良い武器になると思います。